再生医療(PRP療法)

prp

他の治療法との比較(ステロイド注射、ヒアルロン酸注射、手術)

最適な治療法を選ぶために

関節や腱の痛み、スポーツ障害、変形性関節症などの治療には、保存療法(薬やリハビリ)・再生医療・手術といった複数の選択肢があります。 ここでは、当院が行うPRP/HD-PRP療法と、一般的に行われるステロイド注射・ヒアルロン酸注射・手術を比較し、それぞれの特徴を整理します。

関節に対する治療法比較一覧

治療法作用標準的な治療回数効果の持続即効性副作用・リスク侵襲性費用目安(税別)主な適応
ヒアルロン酸注射関節潤滑・衝撃吸収1週間おきに5回数週〜数か月数日〜数週で改善ごく稀に関節炎様反応保険適用(膝のみ)変形性膝関節症(初期~中期)
ステロイド注射強力な抗炎症作用1回数週〜数か月即効性あり繰り返しで組織劣化の恐れ保険適用急性炎症、強い痛み
PRP療法血小板由来成長因子で組織修復、抗炎症一定間隔で3~5回3か月〜4か月数週〜数か月で改善自己血液使用で低リスク40,000円/回軽度~中等度な関節症
HD-PRP療法PRPの2-6倍の血小板由来成長因子で組織修復、抗炎症1回1年以上数週〜数か月で改善自己血液使用で低リスク170,000~250,000円/回(供給可能な血小板量によって使用する医療機器が異なるため)中~重度な関節症
人工関節損傷部位の置換1回長期回復に時間感染・合併症リスク保険適用重度損傷、保存療法無効例

筋肉・腱・靭帯に対する治療法比較一覧

治療法作用標準的な治療回数効果の持続即効性副作用・リスク侵襲性費用目安(税別)主な適応
ステロイド注射強力な抗炎症作用1回数週〜数か月即効性あり繰り返しで組織劣化の恐れ保険適用急性炎症、強い痛み
PRP療法血小板由来成長因子で組織修復、抗炎症一定間隔で3~5回3か月〜4か月数週〜数か月で改善自己血液使用で低リスク40,000円/回軽度な損傷、若い方
HD-PRP療法PRPの2-6倍の血小板由来成長因子で組織修復、抗炎症1回1年以上数週〜数か月で改善自己血液使用で低リスク170,000~250,000円/回(供給可能な血小板量によって使用する医療機器が異なるため)慢性的な損傷、高齢者
手術損傷部位の再建1回長期回復に時間感染・合併症リスク保険適用重度損傷、保存療法無効例

各治療法の特徴と比較ポイント

ヒアルロン酸注射

特徴:関節の潤滑性を高め、摩擦を軽減する

適応:変形性関節症の初期〜中期

注意点:標準的に1週間おきに5回の注射が必要、効果の持続は数週〜数か月程度で、進行例では効果が不十分な場合あり

ステロイド注射

特徴:強い抗炎症作用で短期間に痛みを和らげる

適応:急性期の炎症や強い痛みのコントロール

注意点:繰り返しの注射で腱や軟骨の劣化リスクがあるため、頻回投与は推奨されない

PRP/HD-PRP療法

PRP療法:自己血液由来の成長因子で抗炎症と組織修復を促進。炎症が軽度〜中等度の症例に有効

HD-PRP療法:従来のPRP療法をさらに進化させた改良型で、血小板を約2~6倍(60~150億個以上)に濃縮する技術を用います。より多くの成長因子を患部に届けることができ、従来のPRPよりも治療の確実性や長期間の効果が期待できます。特に、変形性膝関節症や股関節症など、関節腔が広く従来のPRPでは効果が不十分だったケースにおいて有効性が報告されています。

共通のメリット:自己血液を使用するため安全性が高く、日帰りで治療可能

手術

特徴:損傷部位を直接修復または置換し、根本的な改善を目指す

適応:保存療法や再生医療で改善しない重症例

注意点:侵襲性が高く、回復期間やリハビリ期間が必要

治療法選択の目安

  • 初期〜中期症状:ヒアルロン酸注射
  • 保存療法で改善不十分:PRP療法、HD-PRP療法の検討
  • 重度・進行例:手術

再生医療やヒアルロン酸注射はリハビリと一緒に行うことで治療効果を高めることが可能です。

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